AI Enablement — Google Workspace

AI を導入する前に、
情報を整える。

AI は「整理された情報」を前提に機能します。ただし重要なのは、ファイルを並べ直す作業そのものよりも、「どう分類し・誰がどこにアクセスでき・AI にどこまで任せるか」という設計です。hamon は、既存の Google Workspace(または Microsoft 365)を基盤に、この設計から運用までを月額制で伴走します。まずは今ある環境を最大限に活かし、必要に応じてツールの導入も検討します。

Check

こんな状況はありませんか?

  • ファイルの保存場所・命名ルールが人によってバラバラ
  • 「あのファイルどこだっけ」という確認が日常的に発生している
  • 退職・異動のたびに、引き継ぎに大きな手間がかかる
  • メールの添付ファイルが情報管理の主軸で、検索性が低い
  • ツールが乱立し(メール・チャット・クラウド・PC)、情報の所在が分からない
  • 本社から AI 活用を求められているが、何にどう使えばよいか分からない
いずれも、情報環境の整備で構造的に解消できます。

なぜ「整える」が先なのか

AI は整理された情報を前提に機能します。情報が散在したままでは、AI ツールを導入しても期待した効果は得られず、出力の確認に手作業が増え、やがて使われなくなります。

「AI のために人を雇う」——データが整っていないために、AI 活用に専任人材を増やす。本来は逆で、データを整えれば“今いるスタッフ”が AI を使いこなせるようになります。

省力化は目的ではなく手段です。空いた時間を、顧客と向き合う・提案を磨くといった、本質的で創造的な業務に向けるためのものです。

AI が得意なこと・苦手なこと

AI が得意AI が苦手
定型フォーマットの情報処理散在した情報の名寄せ・統合
大量文書からの情報抽出曖昧なファイル名・フォルダ構成の解読
指定形式での文書作成人にしか分からない暗黙の慣習の解釈
パターン認識による分類更新ルールがバラバラなデータの扱い

= AI の苦手を、人が先に整えておく。それが「AIフレンドリーな情報構成」です。

大切なのは「片付け」より「設計」

AI フレンドリーな情報環境とは、単にファイルを並べ直した状態のことではありません。次のような分類・アクセス権限・運用ルールの設計が整った、人にも AI にも分かりやすい状態を指します。

  • 情報の分類と置き場所が設計されている(顧客・契約・請求 等、種類ごとに)
  • 誰がどの情報にアクセスできるか、権限が整理されている
  • AI にどこまで参照・操作させるか、その範囲が定められている
  • ファイル名・保存・更新のルールが明文化されている(誰が・いつ・どこに)

ファイルを移動したり整理したりという作業そのものは、いまや AI にもかなりの部分を任せられます。本当に難しく、そして価値があるのは、その前段にある「どう分類し・誰がどこにアクセスでき・AI にどこまで任せるか」という設計です。hamon は、この設計を業務の実態に合わせて一緒に組み立て、運用に乗せるところまで伴走します。

Platform

Google Workspace でも、Microsoft 365 でも。

いちばん重要な「分類・アクセス権限・AI に任せる範囲」の設計は、プラットフォームに依存しません。普段お使いの環境がどちらでも、同じ考え方で土台を整えられます。

役割Google WorkspaceMicrosoft 365
保存・文書Drive / Docs / SheetsOneDrive・SharePoint / Word / Excel
自動化Apps ScriptPower Automate / Office Scripts
AI 層GeminiMicrosoft 365 Copilot
権限・統治管理コンソールEntra ID / Purview

実装面では Google Workspace を主力としつつ、Microsoft 365 環境にも対応します。どちらが適しているかも含めて、初回のヒアリングでご相談ください。

データ整備は管理部門の話ではなく、全業務の「土台」

業務領域整備前整備後
営業担当者の記憶・メールに依存顧客履歴を AI が即時参照・要約
SNS・マーケネタ出しをゼロから議論社内情報から AI が投稿候補を生成
採用JD を都度ゼロから作成業務情報をもとに AI が草案を生成
新人教育先輩社員が都度説明整備済みドキュメントで自己解決
引き継ぎ前任者が資料作成、着任後も問い合わせ継続後任者が自力でキャッチアップ
Why now

これまで使えなかった情報が、判断材料になる。

かつて顧客情報といえば、会社名・住所・連絡先・購入履歴といった「分かりやすいデータ」だけでした。いまは情報を取得・処理・保存する手段が整い、従来は誰も触れられなかった情報まで蓄積し、活かせるようになっています。そしてそれらは、AI が判断を下すための材料になります。

問い合わせ・商談の中身

「何を聞かれ・何に迷い・何が決め手だったか」を文字起こし/要約で保存。AI が購入前の不安や離脱の予兆を読み取ります。

失注・見送りの理由

結果だけでなく「なぜ見送りになったか(価格・時期・競合・社内決裁)」を記録。AI が理由を集計し、戦略や次の提案に反映します。

行動・関心のシグナル

どの商品を見て・どこで離脱し・どの頻度で再訪したか。AI が購入確度や解約予兆をスコア化し、フォローを優先順位づけします。

現場の非構造データ

施工前後の写真、音声メモ、対応メモを保存・検索できる形に。AI が過去の類似案件を即参照し、引き継ぎ・教育に転用します。

時間・頻度・リズム

発注周期・来店間隔・連絡頻度を時系列で蓄積。AI が「そろそろ声かけどき」を自動で提案します。

雑談で出た暗黙の情報

好み・NG・記念日・アレルギーなど、その場限りで消えていた情報を記録。AI がパーソナルな提案・配慮に活かします。

ただし、持てる情報が増えるほど、「何を取得してよいか・誰がアクセスできるか・AI にどこまで触らせるか」の設計と同意(PDPA 等)が重要になります。集めっぱなしにせず、設計された形で活かす。そのための土台づくりが、hamon の役割です。

Service

提供内容(3ステップ)

短期一括納品ではなく、業務の実態を把握しながら進める月額制の継続伴走です。基盤整備は原則、新規システムを導入せず現在の Google Workspace(または Microsoft 365)を最大限活用します。

STEP 1 ・ 基本

設計と基盤整備

情報の分類・命名規則・アクセス権限・AI に任せる範囲の設計を中心に、運用ルールを定義。既存ファイルの整理/移行(作業部分は AI も活用)まで行い、Google Drive・Docs・Sheets・Gmail を「正しく機能する情報の置き場」に。

STEP 2 ・ 中級

業務自動化(GAS)

見積・請求・報告などの定型作成を Google Apps Script で自動化。期日・承認の通知設定、運用マニュアル整備まで。

STEP 3 ・ 上位

AI 連携(Gemini)

整備済みデータを活かし、社内文書を参照した文書作成、FAQ・マニュアルの自動生成、業務・顧客情報の分析補助。予算に応じて。

※ 表記は Google Workspace の例。Microsoft 365 環境では Apps Script → Power Automate / Office Scripts、Gemini → Copilot 等、同等の機能で対応します。

Process

進め方

1

現状把握と設計(1〜2ヶ月)

フォルダ・命名・情報の流れをヒアリングし、業務に合った情報構成を設計します。

2

基盤の実装と運用開始(2〜4ヶ月)

フォルダ・権限・命名ルールを実装し、既存ファイルを整理。社内ガイドラインも整備します。

3

自動化・AI 連携(予算・優先度に応じて)

定型業務の自動化、Gemini 連携などを段階的に。

※ 効果が出始める目安は構築開始から3ヶ月前後。対象範囲・既存データの状態により変動します。

セキュリティについて

本サービスは基本的に Google Workspace / Microsoft 365 のサービス範囲内で業務を完結させる設計のため、各プラットフォームのセキュリティポリシーの枠組みの中でご活用いただけます。導入範囲・権限設計・データの取り扱い方針は、初回ヒアリングの段階から一緒に整理します。

AI を活かす土台づくりから。

月額制・既存の Google Workspace / Microsoft 365 を活用。まずは現状のヒアリングから始めます。料金はご相談ください。